風呂敷づくり:つくる

ふろしきを作るには、一番簡単な方法は
ふろしき屋さんでオーダーを受け付けているところを
探すことです。

そのほかには、プリントした生地を
自分でミシンをかける方法もありますが、
ちょっと面倒臭いです。

ミシンをかける

費用があまりかからず、簡単な方法としては・・・。
ふろしきの通販サイトなどで、無地の風呂敷を
購入して、そこにパソコンから転写プリントする方法。

無地の風呂敷

これなら自由に柄が選べるし、自分でできて簡単!

また家で制作できるので、急ぎの場合にも便利です。
他にも、最近では布用のクレヨンがおすすめです。
生地を広げて子供と一緒にお絵かきもいいですね。
楽しく作って、嬉しげに使う。
子供への満足度もきっと高いです。

風呂敷と日本文化

日本人にとってもともと風呂敷は生活に欠かせないものでした。
起源は古く奈良時代に開眼供養の際に雅楽に使うお面や
衣装を包んだことが始まりです。

その後室町時代に着物や私物を包んだことから
風呂敷と呼ばれるようになりました。

着物を包む

江戸時代には庶民の間でも使われるようになりました。
風呂敷のサイズは小さなものから大きなものまで
さまざまでたくさんの柄があり日本独特の柄もあります。

風呂敷の知識時代背景がわかるものもあり
文化が根付いています。
1枚の布ですが包み方や結び方で
さまざまな使い方ができます。

ものを運ぶときに使ったり埃よけの
ためにかけて使ったり、エコバッグに
したり、テーブルクロスに使うこともでき、アイデア次第で
さまざまな用途があり自由に使うことができます。

風呂敷には日本人の知恵や美意識、思いやりの心が
込められています。シンプルな1枚の布を使い終わったら
小さくたたんで何度も使うことができ、携帯にも便利です。

ものを大切にする気持ちが込められています。

話題の風呂敷の専門店について

人気があり話題にのぼる風呂敷専門店で
取り扱っている種類はとても多く、900柄以上
取り扱っている店舗もあります。

昔ながらのデザイン

シンプルに染められたものも
長年のニーズがあり、唐草模様や
市松模様、そして富士山などの図柄は
海外の人もお土産に購入するほど
日本を代表する絵柄になっています。

お祝いごとに適した図柄や、ハロウィンや
クリスマスなどイベントに合わせたデザインの
もの、そしてブランドやキャラクターとコラボした
ものなどがあるので、贈り物を包むだけでなく
風呂敷そのものをプレゼントとして贈ることも
喜ばれます。

手持ちのリング

専門店では色んな取り組みを行っていて、
どんなシーンで活用するべきか、色々な形の
ものを包む講座なども開いていて、箱に入っていない
お酒やワイン、丸いフルーツなどでも
おしゃれにかわいらしく包むことが
できるようになります。

専用の持ち手を風呂敷に取りつけることで、
バッグに変身させることも可能であり、
特別な日だけではなく普段使いもできます。

斜めがけカバンを風呂敷で作る

風呂敷は出張用カバンの中にいつも入れてあります。

着替えなどカバンを開けた時に人に見られたくないものを
包んだりする他、お土産や出張先での小物入れに重宝します。

京都のれんの風呂敷

風呂敷は包み方次第でいろいろな
大きさや形のものを包めるのですが、
それだけだと手さげバッグ程度の
大きさにしかなりません。

二枚用意して、1枚をバッグ部分に
もう一枚を肩ひもにして斜めがけに
することもできますが、オススメはカバンの
ストラップと風呂敷の端をつなぐ方法です。

バッグのベルトどちらも不要な時は邪魔になりませんし
大きなメインカバンを抱えている時は
斜めがけにして手が空いた方が
何かと便利です。

使う風呂敷の材質は絹やナイロン生地
よりも綿素材のものがいいです。

ナイロンだと重たいものを入れたときに伸びてしまうし、
自分用に激しく使うので汚れても洗濯しやすい綿がおすすめです。

大きさは包むものによりますが、あまり小さいと入るものが
少なすぎるので、大判が応用が利いて使いやすいです。