お買い物に風呂敷を導入する

昨今レジ袋が有料化された事もあり、お買い物にマイバックを持っていくという人が急激に増えました。そのマイバックの一環として、現在風呂敷が意外に便利だという事で改めて注目を集めています。

風呂敷と言うと、着物を包む様なイメージで結び方にコツがいるのではないか等という事で、二の足を踏んでしまう人もいますが、実は使い方は差ほど難しくはありません。

用途多数の風呂敷

まずスーパー等に行ったとしたら、買い物カゴがあるはずですがその四隅を覆う様に風呂敷を入れます。四隅を覆ったという事は後は向かい合う角と角の布部分を堅結び等で締めあげておけば、お買い物が終わったと同時に臨時の買物袋として、即取り出す事が出来ます。

注意点として慣れるまでの間は作成した結び目の強度が緩まない様に様子を見る事であったり、確実性を増す為に四隅全部を一か所にまとめて、ワンパック状態にしてしまう等は考えた方が良いです。

ですが、その段取さえクリアしてしまえば臨時のエコバックとして高い利便性を発揮します。買物の量によってはあるいはリュックサック等であったり、一般流通のエコバックと併用するというのも悪くありません。

そういった工夫の後で、風呂敷のサイズと買い物カゴのサイズ等について多少の研究をしておけば、多くの点でメリットが見込めます。

簡単に洗える事も見逃せない

従来のエコバックは収納サイズや強度の上では、良い物品も随分ありますが物によっては即洗えるか否かという部分でデメリットが出てしまう事があります。

昨今、コロナ禍により感染対策という事で、アルコール除菌器具等を持ち歩く人も随分と増えました。
そして、マイバックも人混みの中を持ち歩く以上、用心をするのであれば出来れば洗える方が、色々な意味でメリットが大きいのですが、当然そうしてしまえば乾くまでインターバルが開いてしまう事になります。

ドライヤー等を使うにしても、生地傷みで早くダメになってしまうリスクと隣り合わせです。ですが、風呂敷であるならばその問題は簡単にクリア出来ます。

最初の段階で、隅の結び方や風呂敷のサイズで多少頭を使う場面は否定出来ませんが、その点さえクリアしてしまえば風呂敷を複数用意してしまえば、順番に使う事で問題は霧散します。より安全性を高めたいのであれば、防虫や細菌関連に強力な藍染めタイプを使う選択肢もありますし、仮に酷い劣化等で交換しなけばならなくなったとしても、再調達が簡単な事も見逃せないメリットと言えます。

更には、広げてしまえば単なる大きい布地でしかありませんので場所を取らないという事も大きいです。こういった点を勘案するのであれば、風呂敷を改めて見直すという選択肢も決して悪くはありません。

簡単で便利な風呂敷